【シーナ&ロケッツ – ROKKET RIDE】愛と敬意とロックンロール

nude cable/ヌードケーブル

みなさん、SHEENA&THE ROKKETSの新作「ROKETT RIDE」をお聴きになられましたか?

生身の人間が創り出した音楽です。

「ロックンロールが最近足りない」そう感じている方は絶対にストライクです。

波形編集当たり前の時代に
「バンドで一発録音」
そりゃグルーヴが、ソウルが違います。

タイトル曲の「ROKETT RIDE」はもう鳥肌ものの「ロックの神髄」を感じます。

アルバム全曲素晴らしいんですが、私が実は一番気に入っているのは7曲目の「Madness CIty」
ヴォーカルは鮎川さん。

柴山さんの歌詞が、本当に素晴らしいです。

その一節だけ、勝手に書かせて頂きます。(鮎川さん、ゴメンナサイ!)

子供がオモチャを欲しがるように

自分勝手な幸せさがし

やっと咲かせた可憐な花も

邪魔になったらへし折っちまう。

他にも素晴らしい歌詞が沢山書かれています。

是非CDを買って、ブックレットを見ながら「ロック」に触れて頂きたいです。

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日頃スタジオで仕事をしていると、色んな方とお話をします。

性別、ご職業、世代もバラバラでとても刺激的だったりします。

ただ、最近40歳位より上の方々とのお話がなかなか刹那だったりします。

みなさん一様に
「ロックの、ロックンロールの未来が不安」
そんな事を仰る方が多いと感じるのは、私の気のせいではない気がします。

確かにお茶の間にまで浸透する様なロックを取り巻く音楽ビジネスは20年前とは違います。

でもそれは急に始まった事ではありません。

だったら今までと変わらずにパッション全開で音楽して行きましょう。
(私もがんばります)

テレビや雑誌の枠を買い取って広告みたいな記事を出すのは、とっても心が折れる事です。
だからいろいろ難しいのもみんな分かってます。

それでも歩みを止めない。
自分を信じて音楽をする勇気を皆さんで持ち続けて行きましょう。

そんな元気やパッションを、SHEENA&ROKETTSのアルバム「ROKETT RIDE」から感じずにはいられませんでした。

未だ楽器を始めたばかりの若い子も、ぜひスピーカーで、大きな音でこのアルバムを聴いて欲しいと切に思います。

価格:15,325円
(2014/8/29 21:33時点)
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