最近ドラムネタが多いです。
それだけドラムレコーディングに携わる機会が多いからなんですけどね。
その都度、気になった事をブログで書いて、こうやって出来るだけ沢山の方のお力になれる事、とっても嬉しく思います。
ドラマーじゃない人間からの視点ってのも、なかなか面白いでしょ!
ってことで、今日のお題もそんなレコーディングに携わって気が付いた事です。
ちょっと前にもシンバルワークに関しての記事は書いておりますので、そっちも読んでね。
「シンバルを「がっしゃーん」って鳴らしてませんか?」
いろんな方のレコーディングに立ち会ったりお手伝いさせて頂き、
「上手に聴こえる人と、うるさく聴こえる人の違いはシンバルワーク」っていう事に最近、気が付きました。
優しく鳴らすとか、ヘヴイに鳴らすとかってんじゃなくって、大きく違うポイントがありました。
上手に聴こえる人のシンバルは、サスティーンが奇麗に、そして結構早く減退しているんです。
そうじゃない人のシンバルは、「ジャーン」って結構長い時間、鳴っています。
鳴っているというより「ずっと残っている」って感じですかね。
ハンドミュートも上手に使いましょう。 |
シンプルに3点で叩く所に戻った時にシンバルがずーっと残っていると、
「肝心な3点の音をマスキング」しちゃうんです。
音が残ってマスキングしてる訳ですから、結果として
- 「ハイハットが抜けないのでグルーヴ出来ない」
- 「バスドラムが引っ込んで聴こえる」
- 「スネアが奥まって聴こえるので、ベーシストが音を留められない」
など、いろんな弊害が出て来ます。
「じゃあ、どうやればいいの?」
こればっかりは上手な先生に付いて、からだで覚えるのが早道だとおもいますよ。
いつも先生のデモ演奏を観ていれば、そんなマナーも知らず知らずの内に体に入って、知らないうちにマネしてたりします。
これ、凄く大事なポイント。
小寺良太ドラムレッスン生のえみこちゃんも、知らず知らずのうちにしっかりマネしてます(立派!)
難しいフィルやパターンの練習の方が、出来た時に楽しいのは分かります。
でも、バンド演奏は「アンサンブル」なんだから、もっと他のパートの方を思いやって叩いてみると、音楽はもっと楽しくなります。
さああなたも今日から意識して
「奇麗にしっかりとシンバルを叩く」事を意識してみて下さい〜♪
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