The end of Autumn. |
最近撮った写真の中からの1枚。
秋の終わり、冬のはじまり。
夕焼けの紅が少し変わり始めた頃、
木々の葉は彩りが鮮やかになり、
そして軽やかに空を舞い、
優しい絨毯で地を覆います。
この海沿いの街でも、11月になると顔を撫でる風の湿度が軽くなります。
人々の服装もふくよかになり、
そしてみんなの背筋もちょっとだけ丸くなり、
ちょっとだけ、ちょっとだけ。
そんなちょっとの積み重ねが、街の景色を少し可愛らしく見せたりします。
「冬は寒いから嫌い」なんて言いながら、移ろう街のひとつひとつに微笑む。
そんな毎日を喜べる事が、実はとっても幸せな事だと、
この歳になって、ちょっと理解したような気がします。
みなさんが見た「空」は、どんな彩りでしたか?
明日は、今日より素敵な「空」だといいですね。
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