【ドラムレコーディングセミナー】私だけのセルフレコーディング大会!を終えて。(その2)

ドラム,ドラマー

さて、昨日に引き続き「私だけのセルフレコーディング大会!」その後半。
昨日の記事はこちらをクリック♪

今日は受講者の皆さんが実際にプロデュースから録音にいたるまでのレポートです。

まずは先攻チーム。
課題曲はディスコビートな四分打ちファンク

チーム内で演奏者、プロデューサー、エンジニアなど役割を決定後に既に用意されたギター、ベースのトラックを聴きながらディスカッションです。
まず、目標とするサウンドを決定。
ディスコチームは「タイトで締まったサウンド」を選択。
バスドラムやオーバートップのマイクの位置を軽く録音しながら決めていきました。
意見が割れても最終ジャッジはプロデューサー。
みんなのゴールが共有されていれば、自ずと力強いジャッジになります。
これ、凄く大事!
その後に演奏について、四人でディスカッション。
あくまでタイトでクールなプレイをみんなで考えてました。
で、最後にタム回しのパターンを挟んで終わり、みたいなのを、バスドラムのニュアンスからハイハットのゴーストに至るまで、みんなで討論して決めてました。
残り時間もあとわずか。
みんなでプランして、マイキングして、そして録音!
出来たテイクはサウンドも含めて「ナイスグルーヴ」
おつかれさまでした♪



さて後攻チーム。
こちらはガンガン攻める骨太ロックナンバーです。

先攻チームがスタジオにて作業をしている間に、音を聴きながら大討論!
先攻チームは「プレイも含めてみんなで絵を描く」感じでした。

対する後攻チームは「プレイヤーの格好良さを最大現に引き出す」感じで作業が始まりました。

プレイの内容に関しては完全に演者任せ!潔くっていいと思います。
それに対して音のイメージを膨らませて行きます。

タイトにする?ファットにする?
シャープにする?ラウドにする?

そんな感じで話を進めて、マイキングを工夫し、試し録りをしながら作業を進めて行きます。

そして残り時間もあと5分。
ここでチーム渾身のレコーディング。

パッション溢れる素晴らしいサウンドが録音できました!

本当にみなさん、お疲れさまでした!

このレコーディングセミナーでみんなに体験してもらいたかった事。

「作戦を考えること」というプランニング


「考えたことを表現しようとすること」

という実行力。

参加者の皆さんの素敵な笑顔をみて、きっと理解してくれたんだなーって感じました。

ああ、開講して良かったっす。。。嬉しい!

それと今回のレコーディングで使用した機材はZoomのMTR、R16とダイナミックマイクの定番、SM57を4本のみ

今までレコーディングっていうと

立派なエンジニアさんが居て、
でっかいミキサーがあって、
立派なブースがガラスで仕切られていて、
あー、そんなん考えるとドキドキして出来んわ!

みたいな感じでしょ。

今回は前述の機材のみを使用。
そして仕切りもディレクションも全て自分たち。

それでもプロの方々がビックリするサウンドが録れました。
(実際に何人かのプロドラマーの方に聴いて頂きました)

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まだ「セルフレコーディング」と検索してもワイルドフラワーしか表示されなかった時がありました(笑)

それから時代は変わり、「セルフレコーディング」という言葉も一般化しました。

機材もリーズナブルに入手可能な時代。

でも未だ未だ実行に移せていない方々がたくさんいらっしゃいます。

そんな方は是非ご相談にいらしてください。

素晴らしい作品作りのお手伝いをさせて頂きます♪

では、来るべき新しい音楽の波を、ゆっくりと待たせて頂きます〜

みんな、もっと楽しくクリエイトしましょ!

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