大事なのはプランニング!【セルフレコーディングのススメVol.2】

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本日はセルフレコーディングのお話、その2回目です。
ちなみに前回の記事は読んで頂けましたでしょうか?

この連載を続けて読んでいれば、誰でもセルフレコーディング出来るように執筆する予定なんですが、分からなかったら直接ご質問にいらしてくださいね!

と言う訳で、今日は
「どうやって準備するか」についてお話します。

その前にひとつ。
セルフレコーディング、最大のメリットは
「高純度な、高い温度のテイクをパッケージする事ができる」
つまり、
「新曲出来た!出来たてホヤホヤ!今すぐ録ろう!」
なんですが、今まで一度もセルフRECしたことが無くっていきなりやると、単に事故りますw
なのでまずはきっちりやって、いろいろ勉強しましょう。
慣れたら本当に「即!」って行けちゃいますから。

というわけで、やっと本題w
「初めての作業は2曲以内にする」
欲張ってはいけません。まずは自分たちで形にするというプロセスを学びましょう。
録音する曲の選定ポイントは以下2点。

  • 「曲のサイズが決まっている事」
  • 「出来れば歌詞もある程度完成しているもの」

にしましょう。

次は「どんな機材に録音するか」
私のおススメはズバリ、MTRです。出来れば8tr同時に録音、再生できるものが良いでしょう。確かにPCでも出来ますが、毎日ネットブラウザー並に使い慣れているのなら大丈夫ですが、実はそういうバンドマンは意外と少ないです。
MTRにトラックを録り溜めてPCでMIXってのが、最初はおススメです。

本当に機械が言うこと聞かないと、マジで萎えますよ。(何人も見てきましたw)
ZOOMのR16とかR24なんかは、「安い」「軽い」「ちょっと慣れたら使いやすい!」んで、とってもおススメです。(R16なんか3万しないんだよ!おかしいでしょ!


ちなみにマイクは基本、SM57とSM58だけでトライしてください。
ここで57の音を感覚的に覚えちゃえば、「57と比べて〜ですか?」とか、いろんな人とディスカッションしやすくなりますよ!経験は大事です♪

次は、どれだけのトラックを使うか、事前に決めましょう。
私のおススメはこんな感じ。

  1. バスドラム
  2. スネアドラム
  3. ドラムトップ-L
  4. ドラムトップ-R
  5. ベース
  6. ギター1
  7. ギター2
  8. ギターソロ
  9. ヴォーカル1
  10. ヴォーカル2
  11. コーラス1
  12. コーラス2

8トラック以内に楽器が全部入っていると、MTRの操作も簡単です。
「ドラムは4本だけど大丈夫?」って思うかも知れませんが、素人エンジニアのみなさんは、そんなに簡単にマルチマイクのデータのMIXは出来ません。だったら最初から少ない本数で、キットバランスやチューニングをしっかりやって録音しましょう。びっくりするくらい録音出来ますよ。

参考までに、例えばこんな感じ。

このサンプルサウンドはZOOM R16とベリンガーの安マイク3本、バスドラムはSM58と、合計4本で録りました。ね、大丈夫でしょ!

次にスケジューリングです。(基本、2曲で話しを進めます)
まずはドラムRECですね。
時間配分はこうなります。

  • ドラムのセッティング、チューニングに1時間
  • マイクの配置、機材設定、レベル合わせに1時間
  • 4分の曲x2を3テイク、プレイバックも含めて2時間
  • バラシ、撤収で1時間

「初めてのリズム録りは、とりあえず5時間で考えましょう。」

で、オーバーダビング。
ダビングするパートの数によって違いますが、ひとパート、2曲で4時間で考えましょう。
ドラムほどセッティングに時間が掛からないので、上記マイナス1時間って感じです。

仮にギター2本って考えると、合計8時間ですね。
ヴォーカルは多分喉が持たないので一日4時間以内で考えましょう。

もっと短い時間で出来るっちゃ出来るんですが、ここは初めてトライするという前提でお話させて頂いておりますので、比較的余裕のある時間割でお話させて頂きました。

ってことで、ここまでの所要時間は合計で17時間です。
ここで注意するのは、決して一日で全部やらずに日程を分けることです。

間違いなく、体力&集中力が持ちません(笑)

この17時間を、日頃使い慣れたスタジオのプランに当てはめて予算を組んでみてください。
その際にマイク及びマイクスタンドのレンタル、4ch出力できるヘッドフォンアンプ、ヴォーカル録音の際に使用するPOPガードなどの料金もちゃんと計算に入れてくださいね。

さあこれでトラックという「素材」集めまでのプランニングが出来るはずです。
つまり、ざくっとした仮2mixまでならこれで出来ちゃう訳です。

今日はここまで。
トラックを録音するまでのプランニングについてお話しさせて頂きました。

基本的な考え方として
段取り7割、実行2割、トラブル対処1割
って考えると、今後いろいろ活動して行く中で役に立つと思います!

ではまた折をみて続きを書きますのでお楽しみに!
(気まぐれ連載ですいませんw)

p.s.
過去にワイルドフラワー・スタジオのブログで書かれたセルフレコーディングの記事はこちらからご覧頂けます〜

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私が関わった過去のレコーディングワークスは、こちらをご覧ください。

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