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今年はレコーディングに積極的に関わる!」宣言をして早2ヶ月。

ここまでディレクション中心のお仕事が多かったのですが、久々にギターサウンドテックだけでお仕事させて頂きました。のでちょっとレポートを書いてみようと思います。

ほとんど寝ていないドラマー、小寺良ちんとセッティング中の男たち

クライアントはサイ・トツゲキ・オーケストラ様のギター、山内かなえちゃん(通称ちげちゃん)でした。

ではその流れを追いかけてレポートしますね。

まず楽器本体の調整をバッチリと行います。
ネック、オクターブ、ピックアップの高さはもちろん、ボディの鳴りも細かく整体をしながら調整です。

ギターの整体も細かく進めて行きます〜

楽器本体で濁りの無い腰のあるトーンが出ていなければ、どんなに機材を入れ替えても最終MIXで音が立ちません。
全ての始まりである、まずは音の入り口をきちんとすることをいつも大切に考えております。

で、今回使用した機材はこちら。

プリンストンリヴァーブ、ブルースドライバー、Koch、そして奥にはデラリバ
アンプはちげちゃん所有のFender Princeton Rev.(現行品)
でもプリンストン内蔵のスピーカーは使わずに、なんとデラリバのスピーカーを使用しました。
つまりプリンストンはヘッドのみ使用ってところですね。
でもちょっと小技を使いました。
プリンストンとデラリバのスピーカーの間に挟んだのが写真のシルバーの箱。
Koch LB120 8ohm」です。
ここから取り出した音と、デラリバのスピーカーに立てたマイクの音を、それぞれ別のチャンネルで録音しました。
ギターの調整で「音の入り口」を、スピーカーの選定で「音の出口」を決める事で、このレコーディングセッションの軸を決めてからスタートです。
あとは曲毎にちげちゃん始めメンバー様とイメージのディスカッションです。
リクエストも「ストーンズのあの曲みたいな感じ」という具体的なものから
「夏の夕方にぼけっと夕暮れにビール飲んでる感じ」
とか
「色で言ったら薄い青にオレンジが少し混ざった感じ」みたいな抽象的なものまでいろいろです。
そんなリクエストに対して、使用するエフェクターを変えたり、弾くピックアップを変えたり、ギター本体のヴォリュームやトーンを積極的にセッティングしたりして音色を作って行きました。(もちろん演奏指導も混じりながら、ねw)
ドライブペダルもいろいろ試しましたが、ほとんどが写真のブルースドライバー「BD-2」に落ち着いちゃいました。
いや、ブルースドライバーは守備範囲が広くって凄いや
と再確認です。
その他も思いつきでコンプやレコーディング用のマイクプリアンプをドライブペダルの代わりにギターとアンプの間に挿んで、楽しくお仕事ができました。
私はいつもメモなど取らず、その場の空気やインスピレーションでスピーディーに音色を組み立てます。
現場の空気に同化する事もサウンドテックという仕事では重要な要素だと思っています。
きちっとビジョンとゴールが見える音でプレイヤーが気持ちよく演奏する。
そうする事に依って、みんなでトラックに命を刻み込むことが出来ると思っております。
今回チーフディレクターのバンドのベーシスト、サカモトツカサ様も、エンジニアをつとめたヴォーカルの橋本雅登様にも
「コシが違う!スピーカーから出る空気の揺れ方が全然違うわー」
とお褒めのコメントを頂きました!
左から私、ちげちゃん、ツカサ
レコーディングは未だ未だ続きます。
とっても素敵なベージックが出来たので、きっと素晴らしい作品になると思います!
皆様も完成を楽しみにしていて下さいね!
サイ・トツゲキ・オーケストラ
official web site

過去のエントリー
【BOSS BD-2】私がブルースドライバーを選ぶワケ
も是非ご一読下さい♪

https://i2.wp.com/ikeda-lovemusic.net/wp-content/uploads/2016/08/1959967_626302707440836_2111375840_n.jpg?fit=595%2C335https://i2.wp.com/ikeda-lovemusic.net/wp-content/uploads/2016/08/1959967_626302707440836_2111375840_n.jpg?resize=150%2C150yoshinori-ikeda音楽のお仕事、技術関係セルフレコーディング「今年はレコーディングに積極的に関わる!」宣言をして早2ヶ月。ここまでディレクション中心のお仕事が多かったのですが、久々にギターサウンドテックだけでお仕事させて頂きました。のでちょっとレポートを書いてみようと思います。ほとんど寝ていないドラマー、小寺良ちんとセッティング中の男たちクライアントは「サイ・トツゲキ・オーケストラ」様のギター、山内かなえちゃん(通称ちげちゃん)でした。ではその流れを追いかけてレポートしますね。まず楽器本体の調整をバッチリと行います。ネック、オクターブ、ピックアップの高さはもちろん、ボディの鳴りも細かく整体をしながら調整です。ギターの整体も細かく進めて行きます〜楽器本体で濁りの無い腰のあるトーンが出ていなければ、どんなに機材を入れ替えても最終MIXで音が立ちません。全ての始まりである、まずは音の入り口をきちんとすることをいつも大切に考えております。で、今回使用した機材はこちら。プリンストンリヴァーブ、ブルースドライバー、Koch、そして奥にはデラリバアンプはちげちゃん所有のFender Princeton Rev.(現行品)でもプリンストン内蔵のスピーカーは使わずに、なんとデラリバのスピーカーを使用しました。つまりプリンストンはヘッドのみ使用ってところですね。でもちょっと小技を使いました。プリンストンとデラリバのスピーカーの間に挟んだのが写真のシルバーの箱。「Koch LB120 8ohm」です。ここから取り出した音と、デラリバのスピーカーに立てたマイクの音を、それぞれ別のチャンネルで録音しました。ギターの調整で「音の入り口」を、スピーカーの選定で「音の出口」を決める事で、このレコーディングセッションの軸を決めてからスタートです。あとは曲毎にちげちゃん始めメンバー様とイメージのディスカッションです。リクエストも「ストーンズのあの曲みたいな感じ」という具体的なものから「夏の夕方にぼけっと夕暮れにビール飲んでる感じ」とか「色で言ったら薄い青にオレンジが少し混ざった感じ」みたいな抽象的なものまでいろいろです。そんなリクエストに対して、使用するエフェクターを変えたり、弾くピックアップを変えたり、ギター本体のヴォリュームやトーンを積極的にセッティングしたりして音色を作って行きました。(もちろん演奏指導も混じりながら、ねw)ドライブペダルもいろいろ試しましたが、ほとんどが写真のブルースドライバー「BD-2」に落ち着いちゃいました。いや、ブルースドライバーは守備範囲が広くって凄いや、と再確認です。その他も思いつきでコンプやレコーディング用のマイクプリアンプをドライブペダルの代わりにギターとアンプの間に挿んで、楽しくお仕事ができました。私はいつもメモなど取らず、その場の空気やインスピレーションでスピーディーに音色を組み立てます。現場の空気に同化する事もサウンドテックという仕事では重要な要素だと思っています。きちっとビジョンとゴールが見える音でプレイヤーが気持ちよく演奏する。そうする事に依って、みんなでトラックに命を刻み込むことが出来ると思っております。今回チーフディレクターのバンドのベーシスト、サカモトツカサ様も、エンジニアをつとめたヴォーカルの橋本雅登様にも「コシが違う!スピーカーから出る空気の揺れ方が全然違うわー」とお褒めのコメントを頂きました!左から私、ちげちゃん、ツカサレコーディングは未だ未だ続きます。とっても素敵なベージックが出来たので、きっと素晴らしい作品になると思います!皆様も完成を楽しみにしていて下さいね!サイ・トツゲキ・オーケストラofficial web sitehttp://saitotsugekiorchestra.jp/https://twitter.com/saitotsugekiorchttps://www.facebook.com/saitotsugekiorchestra過去のエントリー【BOSS BD-2】私がブルースドライバーを選ぶワケも是非ご一読下さい♪NUDE CABLEの中の人が、ギター,ベースの音作りやバンドの練習方法,レコーディングなどについて綴っております♪ヌードケーブルの秘密も書いてあるかも!