【パンクとは”姿勢”である】ロンドン・コーリング〜The Clash【ロックの教科書】

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まずはどうです?このジャケット。凄くクール。

20世紀を代表するアルバムのひとつ、ザ・クラッシュロンドンコーリング。

1979年に発売なので早30年以上経っている訳です。

それでも色褪せないデザイン。凄いです。

今の子に「パンク」って言うとグリーンディみたいな疾走感のあるアレンジのロックのイメージがあると思います。

そんな子がこのアルバムを聴くと、きっと面食らうでしょうね。

レゲエ、スカ、R&Bのテイストの楽曲が満載。

よくもまあ、ここまでバラエティに富んだ楽曲を詰め込んだなと、驚きます。

でも通して聴くと、全然ブレていない「精神」があるのを感じ取る事ができます。

当時、レコード会社と相当衝突したでしょうね(笑)

時間があったら是非歌詞にも目を通して下さい。

1980年代はどんな感じだったのか?

そんな断片が散りばめられております。

また、スピリッツだけでなく、アレンジや演奏技術の高さも勉強になると思います。

これも全て「自己表現の欲求」から来たのではないでしょうか?

あなたが「アーティスト」を目指すなら、好き嫌いは置いておいて、是非音源を購入して彼らの残した楽曲と一度対峙して下さい。

すぐには理解出来なくても、時間が掛かるかも知れないけど、きっとどこか引っかかる時が来ると思います。

パンクは音楽のスタイルだけではありません。

それはロックンロールが持っていた強さの「精錬」された一部分なのではないでしょうか?

このアルバムを聴いて、「ロックミュージシャン」とは何か、是非ご自身に問いかけて下さい。

3月のこの時期、今の時代に忘れてしまった大切なものが何か気付いて頂ければ幸いです。

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