結果を出したければ、練習は必ず毎回録音しよう!【スタジオでのバンド練習法Vol.6】

スタジオでのバンド練習法

お待たせしました。バンド練習法その6です。

前回までは「準備運動」までの流れを解説いたしました。

スポーツと同じで、何事も「アップ」をしっかりする事はとても重要なので軽く考えないでね。

本日はアップ終了後の「バンド練習の本編」について書きます。

まずは「ダラダラと演奏して時間を消費しない」意識を持ちましょう。

準備も適当。モニタリングも曖昧。
そんな中で曲を演奏して「練習をしているつもり」になることは時間もお金も無駄になっちゃいます。

「何をしにバンドメンバーみんなでスタジオに来ているか」を自覚しましょう。

ってことで、やっと本編。

本編でやる事はズバリ「曲の完成度を高める作業」です。

作業対象の曲のアレンジ、構成等をきちんと詰めましょう。

まず作業の対象の曲を通して演奏します。
これ、必ず録音してください。

終わったらみんなで聴きながら気になる箇所をピックアップします。

次にピックアップした箇所を演奏したりしながらディスカッションしましょう。

(「ま、いいか」は出来るだけしない。それは聴いてくれるお客さんに失礼です。)

そうやって、一曲を通して演奏せず、曲のセクションごとに止めながら詰めていく作業を繰り返します。

だいたいアレンジが固まって来たらまた録音!

譜面やメモで書いてもニュアンスとか空気とかを思い出せない事が多い筈。

しっかり録音して、次回のリハまでに各自仕込みをしっかりしてきましょう。

この作業、慣れないと結構時間が掛かります。

どのくらいの時間が掛かるか、始めはメモをしながらチャレンジしてみて下さい。

10分で終わるときもあれば1時間以上掛かるときもあります。

自分たちの生んだ「大切な曲」を愛で、育てる。

その為にも練習の度に録音して客観視する事はとても重要です。

また、突拍子もないアイディアがバンドを変える事もあります。

出来るだけ普段の練習をしっかり録音しましょう。

でも天井のマイクで録音しても音がぐちゃぐちゃで、何が何だか分からない。

そんなときは楽器の音量バランズが悪いか、スタジオの部屋の音響特性がバンドに合ってないかのどちらかです。

時間もお金も無駄にしないためにも、音作りやスタジオ選びをしっかりとして下さいね。

では、素晴らしい楽曲が出来ますように応援してます!

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