久々、音楽ネタです。
今日は意外な盲点、もしくは「分かっちゃいるけどやってない」な、
出力ジャックの清掃についてです。
私、楽器のセットアップなどもやっているのですが、その際にたまーにチェックすると、まあ、みなさんジャックが凄ーく汚れてます。
「プチプチと音が出たり出なかったりする。断線かな?」とか、
「なんか音が曇って抜けて来ない。ピックアップでも交換しようかな?」
なんて感じたら、まず実行してみて下さい〜
ちょっとした清掃だけで音がスカーっと抜けますので、是非是非チャレンジして下さいね。
では、早速ご説明いたします。
用意するもの
- 綿棒
- ピカールなどの金属磨き(歯磨き粉で代用可能)
- アルコール(お酒は駄目よw 殺菌ウェットティッシュでもオーケー)
手順
1:綿棒にピカール等をちょっとだけ付けて、端子を軽くゴシゴシと磨きます。
わかり易いようにギターから外して写真を撮りました。
プラスの端子はだいたいこんな感じで汚れてます(涙) |
磨くとこんなに綺麗になります〜♪
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この板のプラス側だけでなく、筒の内側のマイナス端子も実はかなりバッチいです!
ぎゃあぁぁ。。。 |
このままではピカールや歯磨き粉などの研磨剤が残っているので、アルコールを綿棒に浸して拭き取って下さい。
アルコールを入手するのが面倒な場合は、アルコール入りのウエットティッシュで綿棒の先を濡らして、それでゴシゴシこすって下さい。
ひどいと一回の清掃でこんだけ必要になります(笑) |
補足ですが、くれぐれもベターっとするギターメーカー等から発売されている接点復活際剤は使用しないで下さい。サラサラしていれば大丈夫です。
清掃が終わったら是非ケーブルを繋いで音出ししてみて下さい。
弾く前に、ノイズの段階で違いが実感できるはずです。
梅雨や台風など、湿気が多い時はジャックなどに汚れが付着しやすくなります。
昨日は大丈夫だったのに、いきなり今日はバリバリと不快なノイズが発生!なんて事も普通に起こります。
音作りのネガティブなポイントを改善するために機材に頼りがちになっちゃうのは分かるんですが、すげー数の楽器を見て来た経験からすると、結構楽器本体のポテンシャルが生かされていないケースが多いんです。
楽器のサウンド面もそうですが、演奏、アレンジなどもついベーシックな所を見落としてしまいがちです。
そんなときは大概廻りの雑音に惑わされて、いらん出費をしたり余計な色気を出しちゃったりします(経験済み。ちなみに音楽以外の場面でも経験済みw)
問題が起こった時だけでなく、気持ちが落ち着かなかったりした時は、ぜひ愛機を労う気持ちで優しく掃除とかしてあげてください。
そんなとき、私は大抵反省します(涙)
では、また色々なネタを皆様にお伝えして参りますね☆
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補足。
私は余りにも件数が多いので、この洗浄剤を使用しております。
バンドでひとつ持っているのも良いでしょう。
めっちゃオススメです〜♪
☆Deoxit D5☆
Caig D5接点復活保護スプレー
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