今日は定番エフェクターのお話です。
お馴染みブルースドライバー |
写真は現行品。
私にとって3代目?3台目?
以前は「無いと困る」でしたが、今は「あったら便利」な、自分のサウンドの「核」となるペダルです。
このペダルについての詳細は随所に書かれておりますので割愛します(笑)
私とブルースドライバー(以下BD-2)との出会いは1995年。
当時BOSSのエフェクター類は、ツマミが黒いプラスチックの安っぽいものにどんどん変更、時代的に多機能の流れにありました。
このBD-2が出る以前の私のメインはSD-1。
ちょっとコンプが強めでしたが、ソロで踏むくらいでしたので「まあいいか」位で使っておりました。
(ちなみに当時のメインのアンプはFender Princeton Rev. ’68でした。)
そこへ彗星のごとく現れたのがこのペダル!
もう、音なんかどうでもいいや!ってなくらい、見た目でヤラレて発売後の即購入w
でも使用3ヶ月位でジャックの根元を「バキッ」と踏んでご臨終。
即、2代目を購入し、最近まで使用。
で、最近誰かに貸して行方不明(苦笑)
やっぱり無いと不安なんでまた購入致しました。
みなさん気になる現行品とヴィンテージ品の違いですが、ミッドレンジの艶が古い方が優れているように感じました。
じゃあ現行は駄目なの?ってことですが、いやいや全然許せます。
芯のある低域、煌びやかな高域など、ちゃんとBD-2の匂いはしっかりしております。
とりあえず「持っていて損はない」銘機だと思います。
で、私の使い方を少しお話し致しますね。
このBD-2の「おいしいところ」は、レベルが11時以下ですと全く感じられません。
「お前はアンプか?」ってツッコミたくなります。
このペダルのOn-Offを使って、クリーンとドライブを使い分ける、なんて思ってのセッティングは、私的には無理です(笑)
なので基本的に使う時には入れっぱなしです。
アンプのマスターヴォリュームをバチッと決めてから、アンプのゲインとのバランスを取って美味しい所を探します。
なのでツマミの位置はその日によってバラバラw
このBD-2が優れている所は、入力される信号の大小、つまりピッキングニュアンスに対しての追従性だと思います。
いや、若しくはそのポイントのみに的を絞って開発されているのかも?って思っちゃいます。
そのくらい男らしくってぶっきらぼうなペダルです。
悪く言えば「雑」w (ローランドの方、ごめんなさい)
たくさんのエフェクターをボードの中に入れている方には、きっとこのペダルの「美味しさ」はなかなか理解出来ないかと思います。
実際テックでお手伝いさせて頂く時も、沢山繋いでいるプレイヤーには全く使用しませんw
むしろシンプル、いつもはアンプ直のプレイヤーに対してゲイン感に色を少し付ける時とか、クリーン+ダイナコンプみたいな時とかに使うと、マイク乗りが凄く良くなります。
基本設計がしっかりしているペダルです。
セッティングが上手く行かない時は是非、他のエフェクターを全部外してBD-2を掛けっぱなしにしてピッキングのニュアンス、ギター本体のヴォリュームコントロールなどを楽しんでみて下さい。
「ああ、ギターってこんなに表現力が高いんだ」って思って頂けると、嬉しいです。
ローランドの皆様、BOSSの皆様、このエフェクターを製作、販売して下さって本当にありがとうございました。
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