Phenomenon – UFO |
40歳以上の方は「おお!」な、当時のロックギターヒーロー、「マイケル・シェンカー」のギターが冴え渡るまさに「名盤」です。
ドキドキする程カッコいい曲が目白押しなだけでなく、演奏技術のスキルアップのネタが満載です。
当時、溝がすり切れる程レコードを聴いた方は、本当に多いと思います。
で、先ずはギタリスト。
M-5の「ロックボトム」を耳コピしましょう。
とっても勉強になります。
タブ譜とか禁止(笑)
youtubeで動画も禁止(笑)
とにかく一音一音に耳を傾け、丁寧に音を拾ってコピーしましょう。
「どの弦のどのフレットを選んで、どんなピッキングをどのようなタイム感で演奏しているのか」
目で情報を拾っていては、決して上達しません。
引き出しを増やす目的でコピーをするのではありません。
時間が掛かっても良いです。半年掛かってもいいです。
自分の中で納得出来るようになった時、このテイクの「怖さ」を理解出来るようになっていたら最高です。
きっと自分の音楽を、もっと大切に考えられるようになると思います。
で、ドラム、ベースの方。
とにかく全編通してコンビネーションを聴いて下さい。
しっかり曲を理解して、一音一音の長さを丁寧に表現する。
自分でやってみようと思った時に、この音源に入っているテイクが「とっても恐ろしい」事に気がつく筈です。
是非、ご自身のバンドの曲にこのCDのフレーバーを「インストール」してみて下さい。
ヴォーカルが聴こえづらかったのは、自分達の演奏が原因のひとつだという事を痛感するでしょう。
私も今、聴き直してみると発見がたくさんあってドキドキしちゃいました。
マイケル・シェンカーってサザンロックの人だったんですね、実は(笑)
でもこんな緊張感満載の音源、波形編集が当たり前の今ではもう生まれないのかな、って、少し悲しくなりました(苦笑)
表現って何?
アートって何?
ビジネスの一言で片付けていいのかな?
って、私自身、本当に考えさせられる1枚でした。
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ライブパフォーマンスに関するコーチングはこちらをご参照下さい。
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