セルフレコーディングが盛んなワイルドフラワー・スタジオ。
盛んな分、みんなからのご相談もメチャクチャ多いです〜
先日のエントリー、
「【セルフREC、ミックスダウンで迷子になったら?】まずは歌のEQをいじってみよう☆」
も、そんな質問のうちの一つです。
で、みなさんが迷う理由の一つが
「モニター環境が悪い」ってのがあります。
自宅ミックスとプロのレコーディングスタジオ/プロダクトスタジオとの大きな差は、実はここにあります。
ワイルドフラワーではみんながミックスダウンに使える部屋を準備中です。 |
ミックスダウンに必要なのは
「適切な音量で、フラットな再生をするモニタースピーカー」
と、
「色付けの少ないヘッドフォン」
です。
プラグインやインターフェースにお金を掛けるのに、モニター環境への投資が少ない方は結構多いです。
モニター環境が悪いってのは、例えて言うと
「ガラケー100万画素のカメラでフィルム一眼レフの写真が撮れない!」って言っているのと同じです。
まあ、かといって10万UPのスピーカーシステムを揃えるのはなかなか難しいですよね。
なのでとりあえずオススメのヘッドフォンを今日はご紹介。
YAMAHA HPH-MT220 |
AKG Q701 |
この2機種は、間違いなくオススメです。
ちゃんと「作業が出来る見通しの良さ」があります。
YAMAHAのMT-220はニューロティカのカタル先輩もお使いになってます〜
この様な「作業用ヘッドフォン」、なれない人がパッと聴くと
「低音が少なくってつまんない」
ってコメントが返ってくる場合がほとんど。
他の製品のコピーで良く見かける
「迫力の重低音!」
これ、音源製作では
はっきり言って「ジャマ」です。
迫力の重低音なヘッドフォンで編集作業をすると、
「低音がボワボワ、スカスカ」な仕上がりになります。
(補正ブラのおねえちゃんと××たら、××だった、、、、と、同じ理屈です。)
また、このような「ちゃんとした道具」はエージングにも時間が掛かるもの。
1ヶ月くらいは慣らし期間だと思って諦めて下さい(笑)
製作する音源は、あなたの人生にとって大切なものである筈です。
お金を掛けるべきところにしっかりと掛けて、不必要なところなケチケチしましょう。
そしてカッコいい音源が出来たら是非私にも聴かせて下さいね〜
では、検討を祈ります!
コメント