以前も何度かブルースセッションのススメを書かせて頂きましたが、未だ未だチャレンジされていない方が多いと感じます。
と言うことで今日は再々度、ブルースセッションのススメについて書いてみたいと思います。
まずは一番基本的な12小節で一廻しのパターンを2つ(3小節目のコードの選び方が違うだけですが)、キチンと理解しましょう。
フレーズやリックなんかのパターンは、そんなに沢山覚えなくっても大丈夫です。
よく「引き出しが少なくって、セッションするのが怖い」って意見を聞きます。
でも、そんなにネタが無くっても大丈夫。
ちょっと話は逸れますが、みなさん、日常の会話で沢山の単語や知識、語彙や言い回しを使いまくってますか?
「暑いね〜」
「ほんまやね〜」
「ビール飲みたいね〜」
「あかん。まだ朝やで(笑)」
大体、日常会話なんてこのレベルでしょ?
わざわざ難しく、ドラマチックに言い回したりするのはネタだけでしょ?
ブルースセッションの基本も同んなじです。
まずはシンプルなフレーズや音で、
「いや、今日はアカンわ」
「どないしたん?」
「湿気でめっちゃダルいわ」
「あー、わかるわかる」
みたいに意思を伝えてみましょう。
そして自分以外のパートの人々の意思を汲んでみましょう。
何度かトライしていると、ある時を境にスパッと出来る様になります。
そう、まるで自転車とかスキーとかが出来た時の様な感じかもしれません。
フリーでふらっと音を出す事はとても楽しいです。
出来るだけ難しくしないで、
出来るだけ難しく考えないで、
そして、
「音をみんなで紡ぐこと」
の楽しさを、是非とも感じてくださいね!
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