ああ、こんな連載を過去に書いていたんですね。
セルフレコーディングはバンドの棚卸し【セルフレコーディングのススメVol.1】
大事なのはプランニング!【セルフレコーディングのススメVol.2】
先ずは「元気な音!」を録りましょう♪【セルフレコーディングのススメVol.3】
クリックよりも絆を大切にしよう【セルフレコーディングのススメVol.4】
今更自分の過去エントリーを見て思い出しました(苦笑)
レコーディングに関する技術的なお話はちょこちょこ書いてますんで、みなさん探して読んでみてくださいね〜♪
と、いう訳で、今日は第5回!
2mixまではワガママ、且つ客観的にやってみよう!
(ニコラスカの沙絵ちゃんは、いつも全部自分で作って、PVまで自分で作っちゃいます)
せっかく自分達で録音したんですから、失敗してもいいので一度位は「自分達だけで2MIXまで作る!」ことにチャレンジしてください。
マスタリングは「音圧をUPさせる作業」みたいに思われてますが、いやいや違います。
第三者が客観的に俯瞰して、音楽を輝かせる作業です。
先日発売されたKIRINJIの新作「11」も、NYにあるスターリング・サウンドのテッド・ジェンセン氏によるマスタリングで「凄く良くなってビックリした!」と、田村玄一大先輩が仰っておりました。
基本的にアーティスト自身がマスタリング済まで想定して2mixを作るのは、最初は難しいと思いますので、まずはあっさり放棄してください。
大事なのは、
「自分の世界観を思いっきり拡げること」
「自分のバンドの温度を精一杯表現すること」
だと思います。
前後左右の定位感や音色などを、レジェンド達の残した音源を参考にして作ってみましょう。
まるで演奏をするときの様に、身を削る思いで耳を尖らせて作ってみましょう。
他人が聴いたらどうとか、今、流行ってるからとかは関係ありません。
2mixに至るトラックダウンまでは自分達の表現
そんな思いを込めて、一度くらいは自分達だけで頑張ってみましょう。
一年後に聴き直して
「やだぁぁ、恥ずかしいぃぃぃ〜」
なんて経験は、普通にあります。
みんな最初からうまく行きません。
それでも媚びないで作った音は、絶対に愛おしいものになりますよ。
そしてそんな風に自分達の音に真剣に向き合う経験は、絶対にバンドを成長させます。
本当です!保証します!
恥をかいて当たり前。
みんな、頑張ってトライしてくださいね!
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