昨日、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川さんからヌードケーブルのメンテナンスのご依頼を頂きました。
そして帰り道、電車の中で現物を見てみたら。。。
ジャックも歴戦のステージを物語っております。
そしてちょうどギターのストラップピンの所が擦り切れてました。。。
ここ、良く擦り切れるんですよね。
(NICO Touches the WallsのみっちゃんやCOUNTRY YARDの速人くんのケーブルも擦り切れてましたね。)
いつも現場で見ていた筈なのに、気が付かなくって申し訳ない気持ちで一杯になっちゃいました。
それとケーブルの見た目は疲れているのに、とっても大切に扱って頂いているのがすぐ分かりました。
年甲斐も無く、電車の中で泣きそうになりました。
(泣きませんでしたけどね)
よく「擦り切れるまで使う」って言いますけど、NUDE CABLEはみなさん
「擦り切れても使う」方が多いです。
このケーブルも、既に2年以上の期間、ご使用頂いております。
本当にありがとうございます。
よく考えてみると、普通はここまで来たら買い直しませんか?
NUDE CABLEのユーザー同士が集まると決まってみなさん
「俺のケーブルが世界で一番音がいい」という、全く意味の分からない自慢大会が始まることが多々あります。
「世界で一番長い時間使用しているのは俺だ!」と語るみっちゃん。確かにそうだわw |
作っている私からすると、ぶっちゃけどうでもいいですw
正直、そこまで皆さんが言う気持ちがわかりませんでした。
でも今回、鮎川さんのケーブルを電車の中で見た途端、なんだかやっと分かった気がしました。
楽器用のシールドケーブルって、基本「消耗品」のカテゴリーだと思います。
そうやって考えたら3mで3000円位で入手出来るものに比べたらNUDE CABLEは高いです。1万円超えますから。
私どもと同じ価格帯のシールドケーブルも、結構な種類が販売されております。
実際所有されているかたも沢山知り合いにいます。
でも何故かNUDE CABLEオーナーの方々って
「俺の一本最高」のドヤ感が半端ない方が多い気がします。
長い期間使用していると音がオーナーに馴染んで、他ユーザーのNUDE CABLEを使うと皆一様に「気持ち悪くって弾けない」と言います(笑)
この鮎川さんのケーブルも既に2年。
その他にも3年、4年以上使い続けている方が多数。
じゃあ長持ちするから結局安くつくのでおススメかというと、ユーザーの皆さんを見ている限り違う気がします。
うまく言葉で書けませんが、ユーザーの皆様の愛し方や、この鮎川さんのケーブルから放たれる温度に、きっと答えがあるのだと思います。
自分が手掛けているプロダクトが、私の思う以上に皆様に愛して頂いているのを感じる度、なんとも言えない気持ちになります。
ありがとうございます。
こんなケーブル、私は他に聞いた事がありません。
みなさまのお陰できっと、
「世界で一番ユーザーの方に愛されているケーブル」になったと思います。
何を以て世界一?と聞かれたら
「俺がそう決めた」とドヤ顔でお応え下さい。
絶対に世間的には間違ってますから(笑)
ということで、これからも真面目に作ります。
みなさま、これからも宜しくお願い致します。
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