フェイザーの定番といえばMXRって方も多いと思います。
世代的にはヴァン・ヘイレン、それよりちょっと前だとソウル、ファンクのカッティングの定番サウンドです。
ちなみにフェイザー(若しくはフェイズ・シフター)ってエフェクターは、何をするのかっていうと、
「音をウネウネ揺らす奴」です。
位相(英語で言うとフェイズね)をグニャーってした信号を作り出して原音とミックスして音を作る子です。
もちろん今日紹介しているPHASE90以外にも、同じMXRからPHASE100ってのもありますし、BOSSさんやらMAXONさんやら、世界中のエフェクターメーカーからたくさんリリースされてます。
でも私はこのペダルが一番好きなんです。
って事で、
MXR PHASE90の特徴
- ツマミがひとつしかない
- なのでコントロールが単純
- ツマミがひとつなので、演奏中に足でツマミをいじれる。
- でもコントロールの効き方が雑w
- さらに細かい設定は全く出来ない
- そして何故かオンにしたら音量がドン!と上がる。
まあ、ひと言で言えば
「自分、不器用ですから」
いや、こんなに渋くない。
どっちかって言うと、
「いえ〜ぃ!」ですね(笑)
細かい設定が必要な方は、マルチエフェクトとか他のペダルとかの方がいいです、絶対。
フラクタルとかKEMPER内蔵の方がよっぽど便利です。
繰り返しますが、本当に細かい事は何も出来ないです。
でも、他のフェイザーでは絶対に真似の出来ない空気感が、このPHASE90にはあります。
嫌いなひと、肌に合わないひとは絶対にいますので、無理して使う必要もないと思います。
時代は21世紀。
グローバル化やAIの発達などで多機能、便利、低価格なモノが溢れる時代になりました。
だからこそ、こんなに不器用で他に代わりの効かないペダルが素敵に見えるのかも知れません。
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