昨日はTPS7182の材料構成などをご紹介させて頂きました。
みなさん、もうお読み頂けましたでしょうか?
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このケーブルは、これから多くの現場で使って頂くために、加工の容易さにもこだわっております。
このTPS 7182は秋葉原のトモカ電気さんでも販売しております。
ということで、今日はジャックを取り付ける前の段階までを、写真で解説します!
まずはカッターでPVCのジャケットを切り取ります。
このPVCジャケットも耐久性、加工の容易さを考慮した固さと厚みになっております。
PVCジャケットの下に紙のプロテクターを入れることで、対衝撃性をアップさせるだけでなく、ジャケットを切り取る際に編組アース線を傷つけないようにもなってます。
ジャケットを切り取る際に、チカラ加減画像わからなくて、
剥いたと思ったらアースもバラバラと切れちゃった、、、、
って事、慣れてる方でも結構あると思います。
でもTPS7182なら切り取りやすいPVCジャケットと編組アースを保護するペーパープロテクターのおかげで、ストレスなくジャケットを切り取る切り取ることとができますよ!
PVCジャケットを剥いたらペーパープロテクターを切り取ります。
ニッパーなどで切ってもいいですが、実はコツさえ掴めば手で千切っちゃうことも出来ます。
ペーパープロテクターを切り取ったら、みんな嫌いな編組アース線のほぐしです(笑)
もちろん音質を最優先に考慮しつつ、一本一本の線の太さや編み込みの密度、トルクを細かく調整してデザインされております。
でも実は、あんまりぎゅ~っと編んでおりませんので、ほぐすのも結構楽チン。
それと実は編組ケーブルの下にも、もう一枚ペーパープロテクターが入ってるので、導体を傷つけることなく、スムーズに編み込みをバラバラにできちゃいます。
バラバラにしたアースを剥いたら、こんな感じです。
次は中のペーパープロテクターとクッションの糸を切り取ります。
ここでちょっとしたコツを。
紙を切り取ってから糸を切ろうとすると、誤ってアースも切りとっちゃったりする事があります。
そんな事態を防ぐために、先ずは紙を開いて、糸とアース線の間に入れるようにします。
その状態からニッパーなどで糸を切り取れば、アース線をあやまって切り落とす事故が防げます。
そして糸を切りとった後に
ペーパープロテクターをチョキチョキ切り落としましょう。
そして、導体をお使いになるジャックに合わせて剥きます。
じゃん!
最後に編組アースをヨリヨリします。
こんな感じに、キレイに剥けました!
個人で一本ずつ作るのならあまり気にならないかも知れませんが、
お仕事でケーブルを組む皆さんは、いきなり50本だの100本だの作らなきゃ行けないんで、
ケーブルを剥くだけで相当大変ですよね~
私も一緒です!
マジで辛くなります (T_T)
音の密度や解像度が高いのは、そりゃもちろんクリアするべきポイント、最重要課題です。
でも本当にこのケーブルを普及したいと考えているので、
価格と同じくらいに加工の容易性をも考えてデザインしました。
今日のこのエントリーをご参考に、
いろんなジャックや半田材などで、
自分の環境にあった、オリジナルケーブルを作ってみてください!
ちなみに私が組んだ製品も販売しておりますので、参考までにご購入頂けると、ちょっと嬉しかったりします笑
このTPS7182でケーブルを作ってみようとお考えの皆様、
特に法人の皆様。
何か気になることがございましたら、ぜひお気軽に私までご質問下さい!
ケーブルという、音のインフラがもっと良くなるよう、私もご協力させて頂きますので、何卒宜しくお願いします!!!
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