本日はまず、みなさんの先入観
レコスタじゃなくっても大丈夫?
という考えをちょっと見直すお話をしてみます。
いろんな方とお話すると、そもそもレコーディングって、
- しっかりしたスタジオと、コンソールのある部屋が分かれてないとダメ。
- 高級なコンデンサーマイクやプリアンプがないとダメ。
- たくさんマイクを立てないとダメ。
- エンジニアさんじゃないと、絶対に録れない。
と考えてる方がとっても多い気がします。
でも実はそんなことないですよ!!!
10年前と違って、レコーディングの機材はどんどん価格が下がり、
PCだってパワフルになって、
おまけにiPadで録音して仕事してる人までいちゃったり、
そして更に、
CDをプレスすることなく、完成品をwebなどで聴いて頂ける機会が多い。
こうやって考えてみたら、なんだか敷居が低く感じませんか?
でもドラムは打ち込みやサンプルネタで充分。
そもそもお金掛けられないし。。。
そういうご意見もたくさん耳に入ってきます。
正直、とっても悲しいです。(T ^ T)
やっぱり生のドラムの方が、音楽に生命力が満ち溢れます。
音質を超えたグッとくるものが、生ドラムの音源にはあります!
でもテンポが揺れるのが怖い。
クリックに絶対に合っていないとダメ
と考えてませんか?
もしダメなら、ニルヴァーナのSmells like teen Spiritは、ダメな音楽って事になっちゃいますよ。
ビートルズだって、ほとんどダメになっちゃいます。
ね。
そうやって考えたら大丈夫な気がしてきませんか?
機材が安くなった今、
ちゃんとした知識と熱い気持ちさえあれば、
絶対にカッコいいドラムトラックを録音出来ます。
それでは本日のテーマ
レコスタじゃなくっても大丈夫ですか?
の解決策をお伝えします♪
しっかりしたスタジオと、コンソールのある部屋が分かれてないとダメ?
レコーディングっていうと流れるヘッドフォンしたガラス越しの画像。
毎度そのような動画などみてると、なかなか考えを変えられませんよね。。。。
でも本当にそうでしょうか?
ちなみにAC/DCは自宅のリビングでドラムRECをしたそうです。
U2は空き家やお城などで録音したそうです。
エアロスミスは倉庫で録音しました。
この間のフジロック前夜祭で衝撃のライブをされたTh eRockersは千葉のお寺です。
こうやって見ると、コントロールルームが分かれていなくても大丈夫ってお分かりになると思います。
そう、いつも使い慣れたリハスタでも大丈夫です。
音楽用に作られた部屋じゃなくっても大丈夫です。
でも場所はどうやって選べばいいんだろう?
ということで、
少しでも良いサウンドが得られるお部屋の探し方を伝授します。
ベースをアンプ直で鳴らしてチェック!
ベースをしっかり鳴らすことで、いろんなことがわかります。
- 低音が回って気持ち悪くないかをチェック。
- 部屋の照明などがバリバリ振動しないかをチェック。
- ミュートをした時に、「ムーっ。。。」って音を引きずらないかチェック。
- 音を出していない時、アンプから隣の部屋の演奏をラジオみたいに拾ってないかチェック。
そしてその後に、部屋の真ん中で手を叩いてみましょう。
残響が全くないデッドすぎる部屋は難しいので避けて下さい。
タンタンンタンと山びこの様にディレイする部屋より、
残響が自然なリバーブ感の部屋の方がオススメです。
それと広さ。
あんまり狭い部屋だと、シンバルが綺麗に録れないことが多いです。
できれば表記が10帖以上の部屋にしましょう。
天井もあまり低いところは避けましょう。
ドラムセットの周りに空間を取れるところの方が、失敗も少なくなります。
ってことで、まとめてみます。
-
使い慣れたリハスタなどで大丈夫
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低音がボワボワしてないかベースでチェック
-
照明やエアコンが変な反響をしてないか、ベースでチェック
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電源がキレイか、アンプからのラジオノイズでチェック。
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残響音がキレイか、手を叩いてチェック。
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広さは10帖以上が良。天井が低すぎるところも避ける。
まずはこんな感じで、自分たちにフィットするお部屋を探してみましょう!
この機会にいろんなお部屋で試して、違いを感じてみて下さいね〜
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