おかげさまで「行徳ギター診療所」、連日大変盛況でございます。
(なので、腕がパンパン)
スタジオ店番⇄レコーディングのお手伝い⇄ギター診療所
って状態なので「頭がクルクルパー」な毎日を過ごしてます。
(おまけに最近、スタジオのPCが絶不調。。。)
で、今日はギター診療所で気になった事があったので、思い切って書かせて頂きます。
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「他のところで観てもらったら、『もう買い替えないと駄目ですよ』って言われました」
そう言って持ち込まれたギターが、最近目立ちます。
で、観てみると、ちょっと施術したら元気バリバリな楽器ばかり。。。。
- ネックの反り、歪み。
- 弦高、オクターブの調整不良。
- それらから来るビビリ。
- ジャックの汚れから来る断線みたいな症状。
- ピックアップの調整不足から来るハイ落ち。
etc……
正直、
「プロなら簡単に治せる問題点ばかり」
きっと「一本でも多く売りたい」為に、お客様にそういうアナウンスをしたのでしょう。
世の中、こんな不況です。みんな大変です。分かりますよ。
でも、なんだか愛情が足りな過ぎませんか?
私、奇麗事を言ってますか?
甘いですかね?
楽器ひとつひとつには、ユーザーの「いろんな想い」が込められています。
大事なひとからプレゼントされたものかもしれません。
初めて買った楽器かも知れません。
仲間の形見かもしれません。
そんな大事な楽器かも知れないのに、
「これ、もう駄目だから買い直した方がいいよ」なんて、簡単にお客さんに言わないで下さい。
音楽にも、楽器にもリスペクトが足りな過ぎるんじゃないですか?
このブログで、あんまりネガティブな話を書きたくないのですが、さすがに悲しくって書かせて頂きました。
自分が言われたら悲しくなる事を、お客様に言わないで下さい。
同業者のみなさま、心からお願いします!
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