ギターソロを弾く時、どうやって「音を並べるか」に神経が行き過ぎていませんか?
ギターソロをカッコよく聴かせるコツは、そこではありません。
音の並べ方、詰め方に神経が行き過ぎていると、シンプルなフレーズでカッコよく弾けないですよ。
まずはシンプルなフレーズでカッコよく聴かせる練習や工夫をしてみましょう♪
ではちょっと具体的に解説しましょう。
写真の様に4弦5フレットのGの音を単音で鳴らして下さい。
(3弦5フレットでもいいよ)
ここで質問です。
あなたなこのGの音をどのくらいのバリエーションで鳴らす事が出来ますか?
もっと言っちゃうと、
このGの音一つで音楽として聴かせる事は出来ますか?
ただ押さえて「ぴーん」ってやっちゃったら、普段から意識していないってことなので頑張ってね。
ではまず左手のバリエーション。
- ただ押さえる
- 前の音をハッキリさせてグリスアップしてGの音を押さえる。
- 前の音をぼやかしながらグリスアップさせてGの音を押さえる。
- ハンマリングしてGの音を押さえる。
ぱっと考えただけでこれだけあります。
これにグリスアップのスピードの変化やヴィブラートを組み合わせたら、もっと種類が増えますよね。
そしてこれに右手のピッキングの変化(位置や角度)を加えてみて下さい。
4弦以外をミュートしてブラッシングしてピッキングしてもカッコいいです。
ね、更に種類がふえますよね。
そして更にピックアップのセレクトや楽器本体のヴォリュームコントロールなどを。。。
ほら、もうそうやって考えると、
たったワンノートで「超エラそうに弾ける」ようになるでしょ!
さらにギタリストの特権。
これにドヤ顔を追加しましょうw
別に超絶難しい速弾きフレーズしなくっても、充分カッコよく見せる事が出来ます。
要は、「一発の音で何をどれだけ表現出来るか?」
ギタリストは「自我の塊」でちょうどいいんで、ワンノートでウザイくらい表現出来るようになりましょう(笑)
ドラマーやベーシストが一生懸命演奏していても、ギタリストは一発で持っていける
「美味しいポジション」ですwww
「ギターはずるい!」って言われてナンボです♪
と、いうわけで課題曲。
このBostonの「Peace of Mind」のイントロのシンプルなフレーズを弾いてみましょう。
コピーしても良し。自分なりに崩しても良し。
ノートは同じでもニュアンスだけでいろんな表現が出来ると思います。
では皆さん、頑張って下さいね。
だって
「ギターソロはロックの華」じゃないですか!(笑)
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