ベースもバスドラもしっかり聴こえるSHURE SE215です |
いつもスタジオで色んな人々とお話していると、色んな事に気がついちゃうんです。
最近気がついたのは、
「低音が聞こえているのに聴こえていない」ひとが多い事です。
ベースラインや音作り、バスドラムの踏み方や音色等、スタジオのスピーカーで再生してみて初めて気がつく、なんて状態が日常茶飯事で。。。
そこで皆さんのイヤホンをちょっと拝借させて頂いて聞いてみると
「迫力はあるのに完全に低音のダンゴ状態」
これではドラマーやベーシスト等、低域を司る楽器のみんなが学べる訳もありません。
まるでピントの合っていない写真です(残念。。。)
「じゃあ、どうすればいいの?」というご質問に対していつもオススメしているのがこちらのイヤホン、「SHURE SE 215」です。
私たちプレイヤーにとって必要な「情報」が、手に取るように分かります。
まあ、オーディオ的に言ったら良さの基準が違うのかも知れませんが、私たちクリエーターやアーティストにとって必要な道具と言う観点からだと、かなりオススメです。
特に若いアーティストは、是非一度、その再生音を試聴してください。
きっと私の話が「なるほど!」ってなると思いますよ〜
皆さんが音楽再生機器について語るとき、必ず気にすることが「低音が出ている?」だと思います。
あなたも実際、そのように会話しているのではないでしょうか?
他の帯域については「艶」とか「解像度」とかで語るのに、何故か低音は「量」だけで語られる事が多いと思います。
あなたのベースの音作りも「低域の量」を重視してセッティングしてませんか?
普段から「輪郭」や「ニュアンス」を聴き取ることが出来ないと、実際に作る事は無理ですよね。
まずは身近にある「素晴らしいお手本」という音源をしっかり理解する。
そのためにはしっかりと音が見える「再生機器」で音楽と向き合う。
すごく大切なことですが、残念ながら軽視されている気がします。
みなさん、早速今から
低域の「量」ではなく「質」について語ってみて下さい。
低域の「量」ではなく「質」について語ってみて下さい。
ちゃんと聴こえる環境なら、3日でグルーヴが変わるはずです。
では、頑張って下さいね〜
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