クリックよりも絆を大切にしよう【セルフレコーディングのススメVol.4】

スタジオでのバンド練習法

セルフレコーディングでつまずいた方たちのお話でよく出てくるのが、
「ドラム録りの時に、クリックにうまく乗れなかった。。」
ってお話です。

これでドラマーの方々は、クリック練習の重要性に気がつく訳です。
せっかく気が付いたんですから、まずはちゃんとクリックに合わせられるように練習しましょう。

でも実際にレコーディングしなければならない。
いつも練習では出来るんだけど、いざ録音の時にはうまく行かない。

今日はその対処法についてお話します。

「クリックに合わせて叩けない」
その理由を伺うと、「頭に鳴っている曲に合わせていると、早くなったり遅くなったりしちゃう」って仰る方が多かったですね〜

ここで大事なポイント。
「最後にみんなが一緒にグルーヴしていればいいじゃん!」
って事だと思いませんか?

クリックは大事だけれど、クリックが偉い訳ではない!

と考えて下さい。

ではどう録るか?

  • ドラムRECの際に、ドラマーだけではなく、出来るだけメンバーも一緒にスタジオに入る。
  • そしてその皆んなで一緒に拍を取る。
  • 実際に楽器を弾いて録音出来れば良いんですが、そうじゃ無い場合は当てブリやエアギター、エアベース、エアボーカルでも充分オッケーです!

それだけです。
そうやってみんなでグルーヴを共有して録音してみてください。

ヴォーカルの方が指揮者みたいに腕を振るのもいいですよ。

ドラマーだけではなく、全てのパートの皆んなが、常にクリックに合わせる事が出来るように練習するのはとても大切だと思います。
決して損はしません。出来るだけ頑張りましょう。

それを踏まえた上で、録音の際には皆んなでグルーヴを共有してRECをしてみて下さい。

最近はPCでグリッドがしっかり見えてしまうので、どうしても「画面上の縦軸」が一番大切だと思ってしまいがち。

でも本当は「皆んなで紡ぐリズム」の方が大切だと私は考えます。
(あくまで私感なので、そのつもりで解釈して下さいね)

クリックでドラムRECにつまずいた方は、是非みんなでスタジオに入って、リベンジRECしてみて下さい。

絶対にカッコいい音が録れますよ!
頑張って下さい〜♪

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私が関わった過去のレコーディングワークスは、こちらをご覧ください。

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