私の住む、ここ東京湾岸地帯。
季節が変わると風の向きも変わります。
冬に近づくと山側から乾いた風が街を通り抜けます。
そして春が近づくと海からの風に変わります。
その風はちょっとぬるっとして、ちょっと生臭くって、
そして独特の湿気を纏っています。
だいたい2月位から少しずつ
そして日、一日とその風が吹く回数が増えるにつれ
春の訪れを感じるのです。
春の足音は湿気と共にやってくる。
それが私たちの街
東京から帰ってきて、電車を降りて感じる湿気
それが私たちの街
ちっともさわやかではないけれど
文句を言いながら少し頬を緩めてしまいます。
今年は少し早く「風」を感じました。
ああ、早く春がくるといいな。
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