私が若い頃の話。
某リペアショップに国産のレス・ポールJrを持ち込んだ時に言われたひと言。
「まあ、値段が値段だからしょうがないね。ウチのギターの方がいいよ」
その瞬間、なんとも言えない怒りと悲しみで一杯になりました。
安い楽器はダメな楽器?
まず、安いの線引きが人によって違います。
ヴィンテージがメインの方からしたら、30万は安いと感じるでしょう。
現場でガンガン使う方なら、10万以下で使える奴は安いと感じるでしょう。
最近では中古だけでなく、新品でも1万を切る楽器が幾らでもあります。
1万以下は全ての人からしたら安いのでしょうか?
冷静に考えて想像してみて下さい。
それでも高いと感じる方もいらっしゃいます。
あなたから見たら、安くてダメなギターかもしれません。
でも、もしかしたら、その楽器にはたくさんの想いが詰まってるかも知れません。
親御さんが無理して買ってくれた楽器かも知れません。
友達からプレゼントされた楽器かもしれません。
死んだ友達の形見かもしれません。
確かに高い楽器はいいです。
悪かったら困ります。
でもだからと言って安い楽器を否定していいのでしょうか?
大切なポイント、大事にしてる事はみんな違います。
だから他人の楽器を軽い気持ちで否定するのは、出来るだけ止めて下さいね。
高いギターはいいギターの反対語として成立する程、音楽は安くありません。
O! Chips, Liberia. The theme song. Artist: Weesay the free-spirited Liberian
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