スネアドラムはリスナーやオーディエンスにグルーヴしてもらう為の大切なポイントです。
って事で皆さん、スネアのピッチに関してどのくらい気を配ってますか?
ドラマーは当然ですが、他のパートの方も一緒に考えてますか?
スネアの帯域とヴォーカルは非常に近いところにあります。
例えばハイトーンのヴォーカルに対してハイピッチのスネアを合わせるとコントラストが付きにくくなります。
そうやって「歌に対してどこにスネアを置くか」を考えて音色の選定をしてみて下さい。
ドラマーの独りよがりは結果としてドラムを目立たせなくなる可能性があります。
また、これはドラムの音色に限った事ではありませんが、最近は他のパートの音作りに関してメンバー同士が口を挟む事が少なくなっているように感じます。
バンドは「メンバー全員でひとつの音を奏でる」意識が絶対に必要です。
それぞれの音色がいい意味でぶつかり合わずに音を奏でる。
そんな意識をしっかり持ってアレンジを考えて下さい。
「誰が何を弾いているか分からない音源」ばかり参考にしていると、一向に成長しませんよ。
まずはスネアと歌の関係性をバンド全体で考えるところから始めてみましょう。
分からなかったらいつでもご連絡下さい。
実際にアレンジ指導も致します。
お金と時間を払ってあなたの演奏を聞いて下さる人々の為に最高の物を提供出来るように、日々感性と耳を鍛えて下さいね〜
では!
コメント
はじめまして。
名古屋でドラマーをしている、大島と申します。
ご意見、ごもっともですね。
と言うか、音楽している以上、当たり前(生意気申して、すみません。)ですね。
DRUMと言う楽器は、その気になれば、ヴォーカルは勿論、どんな楽器の音も壊せますもんね。
バスドラでベースを殺せるし、シンバルでギターも殺せる・・・
故に、他の楽器の演奏を良く聴き、全体の音のバランスを考える重要なパートだと考えます。
その為に、ウチのBANDはどんな練習でもレコーダーで録音して、曲全体のバランスを確認して、お互いに音作りを指摘しあいます。
特に歌モノは、歌を引き立たせるのは勿論、バックの演奏との相乗効果でいかに底上げして聴かせるかが一番重要だと思います。
本当に上手いドラマーとは、手数の多さではありません、ここぞというタイミングでのスネアの1発が全体の演奏を引き締めます。
ピッチに限らず、音量、タイミング、とてもセンスの要るぱーとだと思います。
私は、可能ならば、曲に応じて、シェルの材質、深さ、ヘッドの種類さえ変えたいぐらいです。
曲にあったスネアをチョイスしたい。
まぁ、LIVE中は、ほぼ、不可能ですが・・・
長々と、失礼いたしました。
大島様
コメント頂戴しまして有難うございます!!!!
う、嬉しいでーす♪(涙)
頂いたコメントから、大島さんが音楽を大切にしているのがヒシヒシと伝わってきます。
今回レコーディング作業を終えたサイ・トツゲキ・オーケストラの音源でもドラマーの小寺良チン(ex.椿屋四重奏)はいろいろ気を使ってドラムセットを選択してました。
彼は現在プレイ以外でもドラムテックで人様の音のお手伝いをしておりまして、そこからいろんな事を吸収して、そして自分のものにして演奏しております。
多分夏頃に発売になるであろう彼がプレイした音源を是非来て頂きたいと思います。
大島さんならきっと「うん、うんwww」って言って笑って頂けると思います。
これからも(駄文で申し訳ございませんが)いろいろ綴って参りますので、タイミングが合いましたら是非目を通して頂けましたら幸いです。
重ね重ねコメント頂戴しましてありがとうございました!