結構多い「ギターが2本いるバンド」。
2本で演奏する理由はだいたい「音が薄っぺらくならない」って所でしょう。
でも音源を聴いたり、ライブを見たりしていると、ギター2本の構成が生かされていないバンドが多いです。
と、いうわけで今日はAC/DCから学んでみましょう。
まず、皆さんに多い「間違い」は、大体下記の2点です。
- ギター二人とも弦を6本同時に鳴らす事が多い。
- 同じタイミングや譜割りで弾きすぎる。
この2点を頭に入れてAC/DCの動画を見て下さい。
AC/DC – Shoot to Thrill (from Live At Donington)
とっても絶妙にいろいろずらして弾いているのが分かりますか?
時々、わざと同じフレーズを弾いて厚みを出しているのが分かりますか?
同じフレーズを弾くにも、片方のギターは食い気味に入って、もう片方のギターはオンで入るとかするだけでも聴こえ方が違ってきます。
片方のギターが5、6弦中心、もう片方のギターが1〜4弦中心で弾くとかするのも有効な手段です。
「そんなんだったらギター2本要らないじゃん」
はい。それも正解。
バンドの音が薄っぺらく聴こえてしまうのは、各パートの音作りが「細い」ことも原因のひとつです。
ドラマーとベーシストのフレーズに工夫が少ないのも原因のひとつです。
ギターパートのアレンジを見直さないと、歌とスネアに影響します。
歌とスネアが聴こえるように、ギターのアレンジ、音作りを見直して下さい。
ロックバンドなら、音を横に広げる意識より、太く前に飛ばす意識を持って下さい。
お客さんが聴くのは基本、歌です。
お客さんが気持ちよくグルーヴする為に必要なのは「バスドラム及びドラム3点」です。
毎回録音しながら、きちんとギターの音を整理してみましょう♪
では、頑張って下さいね〜
コメント