今日は完全に私の考えなんで、異論反論あるでしょうがお許しください。
って、その前に。
私、ロックよりも「ロックンロール」の方が大変だといつも感じております。
「ロック」を、バンドメンバー全員で「ロール」させるからロックンロール。
(以前、キース・リチャーズ先生が言ってたような気がします)
「ロックンロール」の偉大さは、また別の機会にお話しします。
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「ロックンロール」は20世紀の偉大なる発明のひとつ。
これは間違いないと思います。
ロックの概念って、実は国や世代によって大きく違います。
20世紀にロックが「産業として発展した」背景、そして「文化として発展した」背景には、東西冷戦、人種差別、経済成長などという大きな背景があります。
誰もが抱える「no satisfied」の受け皿として、ロックンロールは進化、発展してきました。
ロックンロールという音楽の中心。ロールさせる対象のロック。
これがロックの概念というか根幹だと思います。
日本語で「石」っていっても若干ニュアンスは違いますね〜
「魂」かな?
「心」かな?
まあ、そうやって考えると、世代や国や環境などでロックンロールの根幹の「ロック」の部分が大きく違うのは致し方ないでしょう。
都会の真ん中で、薄汚れたホームレスを全く見かけない国の「ロック」と、街中で警官にボロ雑巾の様に人がぶん殴られてる国の「ロック」が違うのは当然です。
ちなみにどっちが優れてるとかじゃないですよ!
どっちにもあるんです。
もし、あなたがステージの上で演奏されているなら、そんな
「あなたにとってのロールさせる対象のロック」を、ぜひ今一度見直してみませんか?
最後に、私の心の支えになっているブルースの先人の方々のお言葉を。
「人はみんな自分だけのブルースを持っているのさ。色も形も匂いもみんな違うブルースを持っているんだ。でも、ブルースを見た奴は誰もいない。それがブルースさ」
変化しない事は美徳である場合と、そうでない場合と両方あります。
ぶれない事は本当に大変です。
あなたが大切にしている「ロック」の部分を、流される事無く大切にして下さいね。
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