いきなりですが、最近facebookのトップ画像を変更しました。
ギルガメッシュ、解散しちゃったしね(涙)
以前も書いたのですが、宅録DTM系サウンドクリエイターの方って、今イチ音に納得していない事が多いのを肌で感じたこの一年。
こちらの記事です。「サウンドクリエイターな若手ギタリストの悩みとは?【☆簡単に解決☆】」
若手はだいたい「どうやったら張りがでるんだろう?」
ベテランの方は「クリーンはいいんだけど、歪ませた時に腰が。。。」
で、こんなの出来ました!
金はギター専用、銀はギター、ベース兼用に調整しました〜!
ここで昨年の話になります。
簡単に言ってしまえば、とにかく皆さんメチャクチャな注文を私にして下さいました。
例えば、、、、
・PAデジタルミキサーで、アナログ卓並みの低音の密度と張りが出るケーブル。
・10mなのに5mと同じ位の密度で、且つ屋外で気持ち良く演奏出来るベース用ケーブル
・ジャズマスターのキラキラは残し、キンキンは取り除いたケーブル
・弾きにくくてもいいので、楽器の検品が早くなる鬼の解像度ケーブル
・レスポールのコシはそのまま、センターが綺麗に響くケーブル
・エレベはもちろん、シンセベースでも輪郭がバッチリ見えるベース用ケーブル
みなさん、言うのは簡単、そして勝手です(笑)
そんな皆さんに、私も言わせて頂きました
「無理です。出来ません」
(2番のみ「時間を下さい、奈良さん」と言いましたw)
そして結局作りました。。。。
ベース用のType-Bや、アコギ用のType-Aは、そんな流れで製品化されました。
(そのままでは難しかったので、改作を重ねました)
こちらも参考に!「【ベース専用シールドケーブル】1本開発するのに12ヶ月。【NUDE CABLE Type-B】」
全て同じBelden 8412という線材、ノイトリックのジャックでそんなに音が違うのか、皆さん疑問だと思いますが、
実はハンダの量やコテの温度だけでも相当変わります。
ちなみにハンダの量ですが、Type-Aは0.06g前後、Type-Bは0.08g前後に設定しております。
それに加えてエージングの方法や搭載パーツの位置や数など、いろいろなパターンで製作することで、みなさんのオーダーにお応えさせて頂きました。
最初に書かせて頂きました皆様のご希望って、実は
「機材の変更やツマミの設定で追い込みきれないポイント」なのです。
それを知っていてリクエストされるんですからムチャクチャですよね(笑)
今まではライブの現場ばかりにフォーカスして作ってましたが、昨年はDTMなクリエーターとお会いしたり、作業場にお邪魔する事が多くありました。
お邪魔させて頂くと、大体みなさま似た様な環境&機材。
そして悩みも似た様な感じ(笑)
でも言葉にするのが難しいので、ネットで調べても出て来ない。
ということで、昨年、何人かの方に作らせて頂きましたType-Aとスタンダードをベースにデザインしたのが、この2016年版のスタンダード・プラス、金ジャックバージョンです。
DTM、宅録環境でのギター専用にチューニングしました!
ではサンプルサウンドです♪
最近は奇妙礼太郎様のサポートやL’Arc〜en〜Cielのベーシスト、TETSUYAさんのシングルでも弾かれていらっしゃいます久次米真吾様の動画です。アンプ鳴らしてません。スタンダード・プラスを使って頂いてます。
分かる方はきっと「あー、そこの張り感、気持ちいいよねー!」と言っちゃいますw
ギターだけでなく、ベースも弾いて自宅作業される方に向けたのがスタンダード・プラス・シルバーです。
それと誰もネットに書き込んでくれない人気アイテム”電源ケーブルD-Tune”のウザいバージョン。
100vだけど117vに近い、元気なサウンドです。
ちょっと注意が必要で、ギターアンプに使うと現在販売している物より若干ウザいです。
KemperやFRACTALなどのモデリングや、オーディオインターフェース、パワードスピーカーなどの電源にお使い頂くと、解像度がアップしてお仕事の進捗速度が変わります。
楽器の出張整体でいろんな所にお邪魔させて頂く事によって新たなインプットがあり、そして新しい技術とスキルを身につける事が出来ました。
今回のように製品という形で、皆様の活動をサポートさせて頂きますので、いろいろお声掛け下さいませ〜♪
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