今年の5月から1ヶ月の期間を掛けて、ライブハウス ザ・サードステージの音響調整を行ないました。
元はと言えば良くお仕事でお邪魔してました代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」のエグゼクティブプロデューサーであられる宮本さんが
「徹底的に音を良くする調整をしたら、お客さんの笑顔や動きが凄ーく変わったんですよ!」
って仰っていたのが発端ではあります。
「来て頂いたお客様に、音楽の力で喜んで頂きたい」
群馬にある「アコースティック・リバイヴ」様のご協力のもと、みなさん凄い熱意でチューニングされたそうです。
「現状に満足しない」なんて、口で言うのは簡単ですが、それをチームで実行されている姿に感銘を受けました。
時を同じくして、昨年から石橋勲BANDのお手伝いをさせて頂くこと幾度w
ご存知の方も多いとは思いますが、勲ちゃんは本八幡サードステージの店長さんでもあられます。
そこで彼からご提案。
「池さんの音作りで、若いバンドマン達にいい音で演奏する喜びを伝えたいんだけど。。。」
初めは「池田DAY」なる物を設けてイベントをやろうと言われました。
そこでちょっと考える私。
「イベントは一過性。それより俺が居なくてもいつでもいい環境だったらハッピーじゃないか?」
その時に前述の宮本さんのお話を思い出して、勲ちゃんにご提案しました。
「だったらサードの音、全体をチューニングしようよ!」
ということで、メンテ日を使い、サードの音響スタッフの手を借りながら大チューニング大会が行なわれました。
テーマは
オーディオ的にいい音にするのは意味が無い。
来て頂いたお客さんに音楽の力で気持ちよく楽しんでもらいたい!
今一度、会場の音をお客さんと同じホールの位置でチェックしてプランニングすること数日。
外に音を出す大きなスピーカーやメインの機材周りの電源などを、みんなで手際よく調整しました。
(石橋勲センパイのブログにも書いて頂きました。←見てね!)
そうしたら本当にお客さんの笑顔の感じが直ぐに変わったんです。
お客様から笑顔を頂ければ、スタッフだって笑顔になります。
サードステージは音楽の力で更に笑顔が一杯になりました。
前述の宮本さんが仰った事は本当でした。
いや、嬉しいもんです。
ライブが終わった後も足早にお帰りになられる方が減り、みなさん毎回ゆったりと余韻に浸ってお話されてりしてるのを見ると、「ああ、作業して良かったなぁ」と思います。
当り前の事に対して、敬意を持って真摯に取り組むことがどれほど大事か
それをお客さんの笑顔から教えてもらいました。
ぜひ機会がございましたら本八幡THE3rd STAGEに遊びに&チェックしにいらしてください。
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